和紙ってすごい。
和紙ってうつくしい。
京都北部・綾部の黒谷和紙漉き師です。(京もの認定工芸師)
とてもシンプルで変わらない美しさを表現したくて、
とてもシンプルで変わらない美しさの紙漉きを仕事にしました。
紙を漉きながら、表現活動もしています。
http://paristapie.wordpress.com/
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展覧会名:「l'exposition japonaise Kawaii Zakka」「Kawaii Zakka展覧会」
展覧会サブタイトル:「entre kawaii et kawaikunai」「カワイイとカワイクナイの間」
展覧会会場:Maison des Initiatives Etudientes
展覧会所在地:50 Rue des Tournelles, 75003 Paris
最寄駅:Chemin Vert(地下鉄8番線)
会期:2011年1月5日(木)~14日(土)
時間:月/14時~18時半、火~土/10時~18時半
オープニングパーティー:1月5日(木)18時~20時
クロージングパーティー:1月14日(土)18時~20時
展覧会序文:「カワイイ」と「カワイクナイ」の間
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「KAWAII」:
若い日本人女性が日常生活で最も多く口にする感嘆詞。
元来は「不憫だ」「気の毒だ」という感情を表す形容詞。
現在は、「小さいもの、弱いものに心引かれる気持ち」や、
「幼く邪気の無い様子で人の心を引きつけること」を指す。
「ZAKKA」:
人の手で作られ、作り手の想いを表現する、日常に使う小さな品々。
作り手の意図を表現する制作物だが、暮らしに近く、用途をもつ作品を指す。
日本の文化は、言語よりも「気配」や「間」など、言葉の存在しない感性が大きな割合を占めます。
慈しみ・愛らしさ・あどけなさ・不器用さ…など、「不完全なもの」に対する親近感から生まれる、
言葉では表現しきれない多様な感情。これを日本の女の子たちは、
「カワイイ」というシンプルな一言に内包し、その絶対的主観を他者と共有しています。
それは学術的な分析をすればするほどに減退していくような、本能的・直感的な感動です。
「カワイイ」の対極に位置する「カワイクナイ」は、
「完全なもの」、例えば絶対的なリアリズムが持つ一種のグロテスクさや、
権威的で揺るぎのない構造を表現する言葉です。
しかし、それをほんのわずかに崩すことにより生まれる「ゆるみ」の中に、
突如として、ユーモアを伴った「カワイイ」が立ち現れます。
その「ゆるみ」具合こそが、各作家の個性が最大限に発揮される、バランス感覚と表現力です。
共に「私」という絶対的主観を伴う「カワイイ」と「カワイクナイ」。
あなたはどこにその境界と均衡を見い出しますか?
本展の全作品を通じて、「カワイイ」を言葉ではなく感動で共有できれば、これ以上幸せな事はありません。
'96年11月、絵画の支持体として使っていた黒谷和紙を自分でも作ってみたくなり、紙漉き師の修行をはじめました。
800年の伝統を持つ黒谷和紙には半世紀以上も紙を漉き続けていた方々もたくさんいて、そんな人達と比べるとまだまだひよっ子。
でも、この紙の世界、なかなか素敵なんです。
一枚の素朴な紙には、素朴な強さがあり、素朴な強さの前では嘘をつくことができません。
和紙の事、綾部での田舎暮らしの事、伝えていきたいと思います。
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創る和紙職人ハタノワタル