資生堂と言えば、お化粧をするという文化を作るために、各地でお化粧を広めるとともに、巡業しながらその周辺の暮らしや文化を根気よく人々に伝えてきた企業であり、その資生堂が1919年に美しい生活文化の創造を理念として作ったギャラリーが資生堂ギャラリーです。
資生堂ギャラリーでは、art eggに代表されるように主に現代アートを中心に展覧会を展開するほかに、生活を彩るものとして工芸の展覧会もしているようです。
美術館では伝えれない暮らしに近いところをより掘り下げてARTを展開しているようで、いつかあの空間で展示したいなと夢見ていました。
今回、ご縁に恵まれ、森岡書店の森岡督行さんのディレクションのもと、展覧会に参加させていただくことになりました。
暮らしに近いところという意味で、作品だけではなく、映像や写真も通じてものが生まれるところから使われる場までを会場では見れるようです(先日、搬入に行きましたがまだ全体は見れていません)
今回ハタノは、「絵描きの箱」というテーマをもって制作をしました。ある個人の趣向に沿って、箱を選び、箱を使う。
絵描きが、文房具好きであっても、古美術好き、紙フェチ、料理家、設計士、研究者などなど様々な人に置き換えてもらってもらえるように、ある一人の人物像を設定しました。
会場では資生堂ギャラリーの豊田さんがうまく文章で表現してくれていると思います。そしてなぜ箱を作り始めたのか?という部分まで。。。
是非、会場にお越しください。
じんわりと伝わるものがあると思います。
■「そばにいる工芸 」展 開催要項
主催:株式会社 資生堂
企画協力:森岡督行(森岡書店)
会場構成:51% (五割一分)
会期:2016年9月6日(火)~10月25日(火)
会場:資生堂ギャラリー 入場無料
〒104-0061 東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
tel. 03-3572-3901 fax. 03-3572-3951 URL: http://www.shiseidogroup.jp/gallery/?rt_pr=tr626
婦人画報に紹介していただきました。
12ページも割いて!
名前は知っていたけど、これを機会に婦人画報をはじめて見、色々面白い記事もたくさんありました。
なんと、110年以上も続いているようですよ。
本屋に行ったら、ちょこっと見てみてください。
く う き の こ き ゅ う
空間に広がる微細な振動をまとい
モノがその場にとけだす
場がモノにしみいる
小原聖子さんとの2人展
なんと8回目です。
南の方で展覧会をしたいねと話してたのですが
今回、高知で展覧会の機会に恵まれました。
南国高知!
海にかつおのたたきにショウガ!日本酒!日曜市!坂本龍馬!!
と心ざわつく感じですが
展示は静かな空気が漂うようこころがけます。
みなさん是非来てください。
初日はハタノ在廊。最終日は小原聖子さん在廊です。
久しぶりの個展。
絵画の制作を進めています。
(箱と敷板、染紙も少し展示しています)
白ははじまりでもあるし、
終わりという意味もある。
なにかを清く覆い隠すものであり
生まれ変わりを意味するものでもある
白い紙を漉き
白い絵を描く
絵の前に立つとき
前の日の終わりと今日のはじまりを意識する
通過点になってくれれば、、、
カフェドグラスの広い空間に
展示できるのを楽しみにしているとともに
売れない展示会であるのにもかかわらず、
4回目の展覧会の機会を与えてくれた末藤さんに感謝します。
「白を描いた理由」
5.14-5.22
カフェドグラス921ギャラリー
http://www1.odn.ne.jp/~cao34500/
ずいぶん、ブログの更新を怠っていました。
すいません。
森の展示室、内装等々、忙しい日々を送っていました。
今月5月14日より岡山のカフェドグラスで展覧会を開催します。
以下、カフェドグラスのhPより抜粋
『白を描いた理由』 ハタノワタル
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@CAFE DU GRACE 921GALLERY MAP→ 2016年5月14日sat-5月22日sun 11:00-18:00 *水曜休み / 最終日16:00まで *ハタノワタル14日、15日在廊 ハタノワタルHP→ 2010年に初めてカフェドグラスで展示会を開催して今年で4回目の展示会となりました。お会いしたころよく口にしていたことは「和紙にはもっと可能性がある。 僕はその可能性をもっと多くの人に伝えたい」。その言葉どおり全国のクラフトフェアへ飛び回り和紙の可能性を自らの足と言葉で丁寧に伝えてきました。あれから6年。 国内だけではなく、海外でも展示に恵まれ、作品制作と平行に建築の世界でもその可能性にチャレンジしています。 カフェドグラスの什器や御茶屋跡の床の間もハタノワタルの仕事の一つです。 この度の展示では、特定の外観表現や形ではなく、ただそこにあるというような肖像なき世界を和紙を通して平面と立体で表現します。多くの仕事をする中、 そこに白を描く理由をハタノワタルは感じたからではないでしょうか。楽しみでなりません。是非ハタノワタルの表現をご覧ください。 |
以前、和紙のご提案をさせていただいた神戸のO様邸の施工の写真です。
施工は、現地の表具師にしていただきました。
いるか設計集団の古民家移築の現場ですが、
お施主さんが提案した黄色の市松を気に入ってくださり、
設計士さんがかっこよくアレンジ。
これ勇気いるけど、ばっちり決まっています。
さすが、いるか設計集団!
床の間は腰貼りと黄色の地袋、グレーの襖。
色をたくさん使うと、こんなにも楽しくなる。
お客さん、お施主さんが楽しく宴会している様子が、頭の中に浮かんできます!
日本家屋の襖の役割、とても興味深いですよ。部屋の洋服のようなものと思っています。
先日ご紹介した荻窪のO様邸、
和紙施工の写真をニコ設計室さんから届きました。
普段は、現場での作業が終わると、
乾いていないまま帰るので、
このような完成系が見れません。
なので、とてもうれしく思います。
鶯色に漉いた紙を施工後、
表情をつけるために工夫をしています。
貼っただけでも有機的な和紙なのですが、
さらに奥行きを感じるようになればと思います。
東京・南荻窪で和紙の壁を施工してきました。
色は灰がかった緑。仕上げにオイル。
今回もニコ設計室さんのお仕事です。
設計士の西久保さんに仕事が終わって飲んでいるときに、こんなことを聞きました。
「僕は、自分がつくったものがずっと残ってほしいって欲がある。
そのためには、お施主さんに寄り添って、お施主さんの好きになる家を作りたいって思っている。
お施主さんが、好きな家だと、お施主さんがずっと守ろうとしてくれるし、
そんなお施主さんとお付き合いするのが好きです。」
はっとしました。
飲み会には、昔のお施主さんやら、今のお施主さんやら入り混じって、
ニコで家を建てたものどおしの交流がはじまってて、
こんな感じいいな~って思えました。
西久保さんのブログ、面白いですよ
http://niko-arch.seesaa.net/
ちょこっと出てます。
HPはこちら
http://www.niko-arch.com/
今週末は、この緑の壁を施工した大山さん家のオープンハウス。
3Hでご一緒だった波多野裕子さんの照明もバッチリ並んでいると思います!
愛着って何なのでしょうね^^
久しぶりの大阪での展示です!
よかったら来てください。
「五月女町ハタノ村22番地」
2016.2/24(水)〜3/6(日) 火曜定休日
11:00〜20:00
店内に“箱町”が出現します。
ハタノさんの和紙の箱と絵、五月女さんの陶の家や舟、どんな町になりますやら。
五月女町ハタノ村22番地でお待ちしております。
そして、おはなし会をしたいと思います。
DMに在廊日を記載していましたが、ハタノが変更になりました。
「つくる人つかう人の声交換会」
27日(土)は五月女さん、28日(日) はハタノさん。両日とも時間は14:00~15:00
■参加費500円(1drink・ドーナツ付) ■定員4名様 ご予約受付中
五月女さんの筒カップ、ハタノさんの和紙のお皿でお茶しながら、
お二人への質問などご自由におしゃべりを愉しんでください。
特に構えずお気軽にご参加ください。たらっとおしゃべりいたしましょう。
※ご予約はなるべくお電話でお願いします。 tel.06-6762-2224
メールでのご予約は→★ お返事にお時間をいただく場合がございます。ご了承ください。
去年に引き続き開催する「森の展示室/空想時間」
今年はHPを立ちげました。
出展者がまだ出揃っていないのですが、時々見てください。
http://www.morinotenjishitsu.com/
IDEEショップ自由が丘で、本日から開催の「いろいろの白いうつわ」展のために、玄関エントランスにF100号を含めた白い絵画5点を展示しています。
もしよろしければ、ご覧になってください。
http://www.idee.co.jp/shop/news/201512/shiroiutsuwa.html
イデーショップ 自由が丘店では12月26日(土)から、新年に相応しい、いろいろの白いうつわを蒐めた展示会を開催いたします。
今回、石川県九谷焼の上出長右衛門窯からはスペインのデザイナーJaime Hayon(ハイメ・アジョン)さんとつくった「FORMA」シリーズ、益子からは郡司康久さん・慶子さん、イデーでは定番のBirbira(ビルビ ラ)、Jonas Lindholm(ヨナス・リンドホルム)さん、さらには増田勉さんや安齋賢太さんの作品、国内外のヴィンテージものなど...様々な白いうつわが一堂に
会します。
お好みの一品を見つけに、ぜひお越しください。
"いろいろの白いうつわ"展
開催期間:2015年12月26日(土)~2016年1月27日(水
震災以降、ずっと家の玄関に飾っていた山の絵が
博多のメッセージデザインセンターに嫁入り
震災後、原発が爆発して、人々は分断されて、自分自身もいろいろ考えることがありました。
何か発信しなくてはと躍起になったり、
いろんな人々のつながりもできたり、逆に反発しあうこともあったり
そのことで苦しむ方もいたり、、、
とにかく、原発30km圏内、人が住めなくなるというのは、かなりショックでした。
なぜなら、今住んでいるこの場所が、原発30km圏内だから。
他人事とは思えなかったです。
そんな悶々としていた時、
日が沈んだ山間の田んぼを見て
その美しさ、そこでずっと行われてきただろう人々の営みを感じ
自然と寄り添う暮らしとの対比として見える原発事故、その後の東電や政府の対応を見て、人間って何やってきたんやろ?アホやな〜って心底思いました。
でも、山はそんな人のアホな部分も大きな存在でじっと見守ってきたのかと思うと、山を描かずにはいれなかった。
なんとなく、玄関の山の絵は、毎日の反省の意味を込めて、しばらくそこにいました。
さて、次はどんな絵を描こう?
来年のことなのですが、搬入が元旦の夜出発ということもあって、年末にご報告です。
今まで、何度も一緒に展覧会やイベントを開催し、大変お世話になっている清水喜行さんとの二人展。
作品を制作している時にイメージしている作品と空間や作品と暮らし、制作と作品など東洋人特有とも言えるだろうモノとそれを取り巻くものを切り離せない感覚とはなんだろう?
私たちの作るモノと美の関係はどのように生まれてくるのだろう?
そんなことをぼんやり考えてきたのですが、
知人の木工家と話している時、こんなことを言ってくれました。
「もともと日本には今使うような自然という意味の言葉はなかった。自然という言葉はあったのだが、それは自然な流れとか自然に起こるなど、抽象的な意味合いで、人工と自然とか森は自然とかそういう何か境界を与える意味合いの言葉はなかった。(河合くん、間違ってたらゴメンなさい)」
美術、芸術、工芸・・・・しっくり当てはまる言葉が見当たらないことは、ある意味中途半端なことではないか?と思っていたのでけど、その言葉を聞いて妙にしっくりきています。
今回の展覧会の打ち合わせで、清水喜行さんのばらさん、Fスタイルのお二人とじっくりお話をし、展覧会のタイトル方向性を考えた結果、Fスタイルのお二人が捧げたテーマが
『曖昧な儘 / aimai-na-mama』
来年の年初めに、これからも考えていかなくてはいけないし、大切にしたい境界のない世界観。ぜひご覧になっていただきたいです。
以下FスタイルHPより抜粋。
在廊日3日と書いていますが、4日も在廊していると思います!
◇F/style showroom 企画展のお知らせ
『曖昧な儘 / aimai-na-mama』
清水善行 / 陶 + ハタノワタル / 紙 の展
日時:1月3日(日)~ 1月11日(月・祝)の9日間
※会期中無休
open 11:00〜18:00
会場:1F エフスタイルショールーム
作家在廊日:1月3日(日)
2016年新春のエフスタイルショールームでの企画展は、京都の清水善行 / 陶 と ハタノワタル / 紙 の展を開催いたします。
清水さんとハタノさんに共通して流れている中心にぼんやりあるそれはなんなのかなと、自然と少しずつ増え、日々を支えてくれていたお二人の作品を手にしながら、この展を開くにあたり改めて考えました。 私達に響いたそれは、姿・形のセンスだけではなく、物をつくること・暮らし・人との繋がり・自然界との関係性など、生きることの表現のすべてにおいて曖昧なところをいったりきたりしながら、その交差する世界に居続け、今この時代をあるがままに生きている人から生まれたリアリティーなのだと思いました。二人の作品に似合う色は灰色。素焼きをせず穴窯で薪で焼かれた清水さんの須恵器は、火と木の成分を土が受け止め出てくる曖昧なグレー。たとえば白と黒、対極に分けたくなる対の世界をつなげてくれる装置のようでもあり、ものごとをどちらかに分けるのではなく、ぼんやり一体として捉えることの心地よさを教えてくれます。儘(まま)とは、「成り行きにまかせて結果に頓着しないこと」とあります。自然界の力と手をとりながら、五感をフルに使い、いのちを伝えるものをつくる人々。曖昧な儘でいられる強さとしなやかさを持ったお二人の仕事を、冬の新潟の鈍色の空の下、エフスタイルの空間で静かに感じていただきたいです。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
PROFILE|清水善行 / 陶
出品予定作品:壷・花器・酒器・茶器・器
1966年熊本県生まれ。京都府南山城村童仙房の工房で長年に渡り作品を出展。焼き物がもつ魅力とは何か。無意識にこんな事を考えながら今まで作陶してきました。手に取り、傍にあるだけで心震わせ、平安をもたらす。そんな焼き物ができるように願い、作り続けています。
http://shimizu-yoshiyuki.com/
PROFILE|ハタノワタル / 紙
出品予定作品:絵画・敷板・什器・箱
1971年淡路島生まれ。京都・綾部の黒谷に800年前より伝わる伝統の紙漉きの産地黒谷和紙で紙を漉きながら、和紙を使った作品や空間を制作。1枚の紙が書くためのものだけでなく、古くから使われてきた素材としての可能性を様々な方向から今に伝えている。
http://www.hatanowataru.org/
台湾・新竹で今週末より展覧会がはじまります。
日本の冬の色をテーマに展開。
日本の冬を感じるお茶の席も作ります。
よかったら来てください!
展覽名稱 | 冬の色 陶作和紙三人展
出展職人 | 河合和美/陶作、菅沼淳一/陶作、畑野渡/和紙
展覽日期 | 2015.12.12(六) - 2016.01.12(二)
茶聚時間 | 2015.12.12(六),2:00 pm - 4:00 pm
展覽地點 | 襲園美術館 - 竹北二館
活動採報名預約制,請洽 03-668-3108
分享會
12/12(六) 14:00 - 15:00
開展當天,藝術家將來到襲園美術館 - 竹北二館
與大家分享各自的創作歷程與生活中的體悟。
以茶具及冬天的顏色為主軸的分享會,
相信會是一場感性的心靈之旅。
邀您前來感受今年冬天最真摯的感動!
-報名費用 : 免費(提供自製茶點)
-報名專線 : 03-668-3108 馨晨
冬季茶席
12/12(六) 15:00 - 16:00
菅沼淳一低調典雅的銀彩茶具、
河合和美極富手感的陶作器物、
畑野渡佈滿迷人紋理的和紙墊板、
襲園喫茶店自製糕點與純淨自然的襲園茶品。
邀您前來參與這場淡雅舒心的冬季茶席。
-報名費用 : 免費
-報名專線 : 03-668-3108 馨晨
【 菅沼淳一 Junichi Suganuma 】
-總是被各種事物吸引著的我,所創作的東西,是否正吸引著誰?
菅沼先生端正的器皿,擁有著凸顯盛裝物特色的白,迷人雅致。細緻的小型花缽,拿在手上
似乎能感受到拉胚時指尖熟練的力道與張力,令人愛不釋手。留下歲月痕跡的、被創造的、
具有功能性的、端正的...各種元素都吸引著菅沼先生,是這樣的他所創作出的作品。低調典
雅的銀彩系列茶具,在今年冬季,以最美的姿態,與您相遇。
【 河合和美 Kazumi Kawai 】
-從很多的器皿中慢慢挑選自己喜愛的一件,我嚮往著這樣專注而美好的時光。
河合小姐用纖細的雙手捏出柔軟的形狀、在數種陶土與釉藥下,搭配著不同的燒製溫度,讓
保留著陶土表情的器皿有了各式各樣的變化。本次帶來了茶杯、蓋碗、生活器皿、梅瓶、裝
置藝術等作品,像是注入生命一般,陶器人偶們與其身上的幾何印紋映照著每日寧靜祈禱的
心,與茶席上色彩各異的器皿並排成列地等待著您的到來。
【 畑野渡 Wataru Hatano 】
-冬季的溫暖格外地珍貴。朋友聚在一起圍著小桌子喝茶...希望帶給大家這樣的暖意。
氣溫下降,冷冽的早晨呼出白色的氣。是冬季的日本獨有的色彩。雪靜靜積在山野,與墨黑
森林成了對比。河面折射的陽光不同於夏日,一粒一粒光球蘊含著溫暖,上下波動。樹木默
默地忍耐寒冷,等待春天的到來。畑野先生在這樣的季節創作著的和紙作品,與菅沼先生及
河合小姐的陶器勾勒出帶有冬季色彩的小小茶席,靜待您的光臨。
【 襲園美術館 A.Heritage.Art Center 】
-美好,來自每個人的日常生活。期許來到襲園的每個人都能體驗這份平凡的美好。
襲園美術館,不只是看藝術、聽藝術、説藝術的地方。我們試圖讓藝術與美學融入生活,從
吃喝玩樂分享中發現自己的藝術魂,找到生活中的小樂趣。「生活美學,情感聯結」,一株
花、一碗茶、一張矮凳、一個信念,都蘊含著迷人的美學。心慢一點,世界就美一點。襲園
美術館願能與大家分享生活中値得細細玩味的美好事物
山梨の昌福寺さんに和紙を貼った円卓と座卓を納品しました。
円卓は赤い土壁、チャコールグレーのラグに合うように
茶色ベースで着色。
脚はお子さんがよく集まるお寺ということで、丸みを持たせたデザイン。
座卓の方は、藍色に黒を何度かかけていき、深みのある青にしました。
脚の方もグレーに着色。
今回家具のデザインもさせていただきました。
古いお寺のしっかりとした梁や柱に合うよう、木の厚みに注意して制作。思いを形にしてくれたのが、丹後ARIAさん
初めて、木で家具を作ったのでわからないことがたくさんありましたが、色々相談にのっていただき、助かりました。
京都北部から色々発信していきたいですね^^
昨日紹介した荻窪のお家の施工写真です。
写真は設計をしたニコ設計室の西久保さん。
今回、建築家、お施主さんと色々お話をしながらのお仕事で
ニコ設計室の西久保さんは、人の暮らしをつくる方なんだと改めて感じました。
今回施工したのは、2部屋。
お施主さんは将棋の棋士さんなので、ひとつはその研究室。
つまり、将棋を打ったり、考えたりする仕事部屋。
こちらはドーム状になったお部屋に、明るいグレーの和紙をちぎりながら貼りました。
同じように漉いた紙なのですが、紙の縦横や紙そのものの個性で一見、同じように見えますが、微妙に違っていて、それが空間に柔らかさを与えれるのではと思い、施工。
結構大変な作業なので、ニコ設計室のみなさんとギャラリーみずのそらつながりの有里ちゃん、波多野裕子さんにも手伝ってもらい(みなさんありがとう!)、作業は楽しく進行。最後天井の真ん中は、お施主さんに貼っていただきました。
もうひとつの部屋は、寝室。
こちらは、ゆっくり眠れるようにと濃紺の部屋。
あらかじめ顔料で染めた楮紙を貼り、ヤスリで擦り、そしてオイルを塗り、さらに磨いた紺色は、光のあたり方によって、見え方が変わり、海の中にいるような安らぎを感じます。羊水の中でお休みくださいという感じでしょうか?
新たなことに挑戦したり、ニコ設計室の家つくりなど色々学ぶことの多かった楽しい現場でした^^
ポスターやチラシのデザインをさせていただいた
京都丹州もくもくフェスタ2015がもうすぐはじまります!!
材木に係るイベントで林業を中心に山のことや木の製品、はたまたチェーンソーや薪ストーブ、ジビエ料理やらいろいろ!
広大な京都丹州木材市場の敷地を4つのエリアに区切ってそれぞれ魅力あるイベントをしています。
毎年1000人を超える来場者があり、人気のイベント
食欲の秋、芸術の秋を満たしてくれますよ。
京都丹州もくもくフェスタ
10月10日 10:00~16:00
京都府綾部市小畑町埋野98-93
丹州木材市場
http://mokufes.seesaa.net/
ぜひお越しください!
今年はなんだか忙しい。
娘が高校受験を迎えていることもあって、そうではなくてはいけないということもあるけど
手一杯になっていて、仕事のご報告もままならない状況です。
台湾での様子や桃居での展示の様子のご報告もあるのですが、
それはひとまず置いておいて
最近の施工例をご紹介します。
最近の仕事の傾向としては、こちらからの提案が多くなってきました。
そして、周りの職人さんや設計士さん等々、意識の高い方々とお仕事をさせてもらっていて、刺激的です。
こちらは桑名市の個人宅の襖。
最近ちょくちょく挑戦する市松模様の襖です。
他の部分の施工もあり職人さんと2日間みっちり施工してきました。
こちらも市松で、明るいグレーとシルバーの壁です。
お隣京丹波町でのお仕事で、地元綾部の工務店さんから依頼があり施工。
意識の高い設計士さんとの仕事。
こういう仕事が地元で増えてくればと思います。
滋賀県甲南町のパティスリーmiaのカフェスペース
家×クラフトの本拠地、ギャラリーマンマミーアにあります。
http://mammamia-project.jp/
明るいグレーの紙を貼っています。
営業時間いつでもご覧になれますので、見に行ってみてください。
コンフィチュールやケーキ、おいしいですよ。
現在取り組んでいる丹波篠山立杭焼の市野雅彦さんのギャラリーの施工。
https://www.japanpotterynet.com/jp/user_data/artist085.php
http://taiga-gama.wix.com/konda
市野さんが自ら掘ってきた自身の作品に使う粘土を漉きこんだ紙を使って施工をしています。
現在兵庫県立陶芸美術館で個展をされている僕から見るととてもすごい方で
思いついたらすぐ行動に移す、行動力と感性を持ち合わせた人です。
こちらは今月中に完成予定です。
展覧会のお知らせです。
3Hー宵月夜
9/22ー27(会期中無休)
14:00ー21:00
ギャラリーみずのそら
東京都杉並区西荻北5−25−2
ガラス・波多野裕子
絵画・波多野光
紙・ハタノワタル
ギャラリーみずのそらで展示をしている3人のHatanoの展示です。ガラスの波多野裕子はランプシェードを中心に宵月夜の中の灯りを表現。絵画の波多野光は宵月夜の中の花を表現。そしてハタノワタルは宵月夜に合う空間の提案をしています。
ギャラリーの窓を閉じ、薄明かりの中の展示となっています。
時間の方も夜によせてあります。
皆様のお越しお待ちしています。
今年の5月、みずのそらオーナーの小峰さんが亡くなりました。
でも、ここでの人とモノの豊かなつながりが、いつまでもみずのそらを楽しい空間としています。
今回の展示は、小峰さんを含めて3Hの打ち合わせで見ていたビジョンが表現できたと思います。
小峰さん、いつもの場所で、いつものように微笑んでくれてますね^^
波多野裕子 全日在廊
波多野光 22日23日27日在廊
ハタノワタル 26日27日在廊
9月26日18:00〜 Bar3H
京都北部の秋の味覚が味わえる1日限定のBarです。
詳細は後日
皆様のお越しお待ちしています。
西麻布・桃居さんで個展を開催します。
http://www.toukyo.com/exhibition.html
紙の形展・hatanowataru
2015年9月11日(金)~9月15日(火)
11:00~19:00
紙という素材をもって、
人々は古来より様々なモノのカタチを作ってきました。
「器」
手におさまる。
食べ物という自然からの贈り物を受け取るモノ。
自然と人の間にある日々触れる境界。
もしかして、人が作れる自然にもっとも近いモノが器なのでは?
そんなことを思うと、様々なモノに形を変えてきた紙というもので
「うつわのようなもの」を作りたくなってきました。
今回、「うつわのようなもの」をオブジェとして捉え、
制作を進めています。
手のひらにのる形、口から底までの形状、装飾。
他に絵画、台湾茶や日常で使える敷板、箱などもございます。
桃居での個展ははじめてとなります。
皆様、よろしくお願いします。
今週末より約1か月、台湾で展覧会をします。
真鍮作家の小原聖子さんとご一緒。
昨年開催した「○と□」の巡回展になります^^
小原さんとは西荻のギャラリーみずのそらを軸に何度も展覧会をしてきて
今度は海を越えてやりたいねって話をしていたところに台湾での開催となり、うれしく思います。
一番この展覧会を見てもらいたかったみずのそらの小峰さんは一緒に行けず残念だけど、天国で見守ってくれていることでしょう。
楽しんできますね
築夢日 和紙金工聯展
2015年8月1日(六)~9月1日(二)
台湾 襲園美術館-竹北樹院子
http://aheritage.tw
日,圓點外包覆著方形外框
日本和紙職人畑野渡的和紙,
就像是個樸實的方形平台,靜靜地,
襯托著日本金工職人小原聖子的黃銅飾品。
小原聖子圓圓而帶點不規則造型的小飾品,
總能激發每個人的靈感,
希望這次的展出能讓大家找回自己的夢想,
並透過實踐,讓夢想中的日常逐一實現。
八月,到竹北和我們一起築夢吧!
【 畑野渡 Wataru Hatano & 畑野幸 Yuki Hatano 】
-和紙,以最自然的方式存在於日常中,用最堅毅的韌性為生活包裝。
為了讓更多年輕人能認識和紙,畑野渡開始將和紙當成裝潢材料並用來創作各種作品。
由於和紙堅固耐用、好加工易上色,所以很適合應用於日常用品。
這次展出的作品以茶席及生活 中的墊板為主軸。
除此之外,也會展出信封、信紙以及和紙創作。
非常開心的是,畑野渡先生的太太畑野幸也為我們帶來多款特別的手作和紙包包。
一起來感受和紙的獨特魅力吧!
【 小原聖子 Seiko Obara 】
-跨越距離、年代和國籍,依然能找到彼此的共鳴點。
讓金工藝術帶您領略最細緻的美感。
以樸實的黃銅為創作素材,創造出令人愉悅的金屬工藝。
小原聖子在輕薄的黃銅板上以刻印的方式敲打出花紋,或將布料、紙、蕾絲等素材用模型取出形狀後,再製作各式零件組合成首飾或裝置藝術品。
精心為每一件作品打造最匠心獨具的美感,更讓金工藝術多一分想像與創新。
希望這樣的作品能成為大家綻放想像力的契機。
【 襲園美術館 A.Heritage.Art Center 】 -美好,來自每個人的日常生活。
期許來到襲園的每個人都能體驗這份平凡的美好。
「生活美學,情感聯結」是襲園美術館對藝術與生活的理念。
職人,全心投入專業領域並不斷提升技藝的人。
透過經驗的累積與不懈怠的鑽研,不斷將自己的工法推向極致。
襲園美術館提供了傳遞職人精神的平台,透過一次次的參與,深入了解職人精神背後的汗水與堅持,您會在生活中發現更多值得停留的美好!
山形に行っている間
教室の片隅にアトリエを作って
授業の合間、作品の制作をしていました。
8月の台湾での展示
9月の桃居、みずのそらで出品する作品です。
新たな可能性を確かめるように、色々試作。
発表が楽しみです。
気がつけば、ひと月更新していなかったブログ
その間、山形で東北芸術工科大学で和紙の演習をしていました。
去年に引き続き2回目。
持ち込んだ楮、芸工大で生えている楮を使い、原料を処理することからはじめた和紙の演習ですが、
今年は紙漉きと作品の支持体(絵画や立体作品を作るときのベースとなるもの)作りに取り組みました。
和紙というできたものを見ると紙にしか見えないのですが、素材のはじまりから見ると、繊維であったり、塊であったり、面だったりと様々な見え方がしてきます。
あくまで紙は楮という植物から見ると、仕事として成立しやすい淘汰された形というのがわかります。
実は、この感覚というのが、私自身否定してきたもので、
職人であるからには、最終形を目指さなくては邪道だ!的な感覚に囚われてきましたが
もうすぐ紙漉きをはじめて20年も経つと、そういう風な囚われもどっちでもよくて、いいものができればいいんじゃないか?という思いが出てきているのは事実。
逆に言うと、こうも時代が進んで、目的に特化された紙が機械生産されるようになり、
がっつり紙漉きも、必然性が見えにくくなっている今、新たに芸術の道を進もうとする若い芸工大の生徒たちと楮に戯れてもいいんじゃないかと
その中で、きちんと漉いた和紙の特色、必然性をもう一度感じてもらえればと思い、授業を進めました。
ちなみに、去年はきちんと漉いた紙で箱作りをしました。
結果、ひと月という短い時間だったのけど、参加した生徒さん各々が、自分の感覚に正直に取り組み、
和紙だけではなく、パネルやキャンバス張りの絵画、今まで使ってきた素材への疑問など、多くの気づきがあったと感じています。
モノを作るとは、目的を目指して、様々な選択を迫られます。
どんな形状がいいのか?どんな紙を選べばいいのか?絵の具はこれでいいのか?自分の作るモノは何年先まで持ちこたえるのか等々。
今まで、当たり前と思い進んできたことに、もう一度自分から疑問符を投げかけるひと月になったと思います。
と言いつつも、しっかりと紙漉きの基本である、原料処理、チリより、打解、漉き、干しは教えましたよ。
楮を煮熟した後で、アク抜きとチリよりの作業
ひたすら楮の打解。
2週間ずっとやっている生徒も
何度もやっていくうちに、うまくなっていく。
手前の生徒さんは将来紙漉き職人を目指しています。
出来上がった紙を顔料、柿渋、アクリル、墨などで染めたり、こんにゃく糊を揉みこんだり。
この紙で、みんなでパオを作ります。
支持体作りにチャレンジ
楮の繊維を並べで叩いて、シートにしたり
繊維を織ってみたり
糸を紡いでみたり
できた紙を燃やしてみたり
紙素を固めてみたり
写真は、紙を漉く前の紙素を網の上で自分の好きな形においている様子
叩いた紙素を窓に貼り、楮単体で独立する支持体作り
打解前の楮を織って藍染した支持体、というか作品ですね。
打解した紙素を四角い枠に押し入れ固めた支持体
打解中に生まれた形状にインスパイアされて、鉱物と柿渋で着色した支持体の部分
これをたくさん作って、組み立てていくようです。
平行して作っていたパオ。
前面はこんにゃく糊を揉みこんだ生成りの楮紙で明かり取り
前を閉じて、この中で個人個人と講評会。
作品は未完成でいい。
ただ、何かを見つけてくれたらと思い続けたひと月でした。
最後に記念撮影。
パチリ
クラフトフェアまつもとより無事帰ってきました。
やっぱり、野外展好きやな~。
しかもまつもとは好きな場所で好きなように展示ができるので
より自由度が増していきます。
5年ほど前から雨の日以外、簡易タープは使わず、極力自分で作ったもので展示をしています。
今回は縫い合わせた大きな帆布を掘っ立て小屋の柱、米を干す稲木で屋根を作りました。
場所は木陰を利用。
真ん中には和紙を貼った大きな什器を置きました。
サイズは2400mm×1100mmです。
この大きな什器に今回見ていただきたかった敷板を展示。
私の仕事は脇役のようなもの。
その為使ってくださる方のイメージを聞きながら、さらに先にできることを一緒に考える時間がとても豊かに感じます。
そして、今回は見ていただきたい人に見てもらえたと実感。
初日は話す時間もそんなになかったのだけど、2日目はじっくりお話しすることができました。
ハタノワタルのブースにお立ち寄りくださった皆さん、ありがとうございました。そして、フェアを作ってくださっているスタッフの皆様、お疲れ様です。ありがとうございました。
写真1・2・3は展示の様子。
写真4枚目は「てのひらに」テーマ展示です。「YESをためておく箱」多くのうれしいことや反省点、出会いがこのまつもとであったことに感謝し、オノヨーコさんのYESを作品にしました。オマージュです^^
写真5は山菜の女王「あまどころ」市場には出ない山菜でとてもおいしかったです。
写真6・根詰めて制作し、展示会が終わった後は、人気のないところに行きたくなります。森の中でリセットし、ここちよい気を取り込んでいきます。
さて、次行こ~^^
スタジオkukuさんとのコラボ作品です。
椅子の座面を制作しました。
藍の甕を覗いたときのような深い藍色を表現してほしいという
難しい注文
青、茶、黒、柿渋を重ね
深みを出しました。
スタジオkukuさんから電話があり
気に入ってもらえたよう^^
ホッとしました。
今年のまつもとは敷板がメインになりそうです。
結局、平面が好きで、17歳のころから追いかけています。
まだまだ、先はあると思い、続けていることの意義を感じます。
先日より、新たにアルミ板に貼った和紙に着色をした敷板が好評で
様々な人と作品を通じて話し合い
美意識という次元で共有できる感覚を持った人と次の展開へ向けてスタートした感があります。
充実しています。
NYのギャラリーの方
京都でオリジナルのブランドを立ち上げている方
庭師
設計士
鉄作家
陶芸家
・・・
工芸とアートの分かれてなかった時代の
モノの美しさが人に豊かさを与えていたころの
純粋な美を求めて、動き出しています。
先日、牛窓・御茶屋跡で開催中のRoundabout/OUTBOUND店主・小林和人さんの展覧会に行ってきました。
http://www1.odn.ne.jp/~cao34500/921gallery.html
窓から見える海、海の向こうの島へ続くように、レイヤーで作品を配置。
多くのものがあるにもかかわらず、そのレイヤーで単独の意味をもたせ、テーマである「機能と作用」がぐっと迫ってくる展示は圧巻。
そして、3階建ての蔵に置いては、今度は下から上に上がるにつれ、インナービジョンへ誘ってくれる展示に、美術館ではなく、ギャラリーでもなく、私たちの生きる場から美への流れ、そしてその作用を感じさせてくれる展示でした。
はぁ~、僕も展示したい!!!
あたらしい時代が来ていますね。
成熟を迎えつつあるのかな?
そんな意味ある展覧会でした。
サボテンは、展覧会で買ってきた叢・小田さんのもの。
ご本人にもお話を伺えて、またひとつ世界が広がりました^^
小田さんの展示は佐藤貢さんと名古屋のfeel art zeroでも開催。
http://www.life-deco.net/
ちなみに、御茶屋跡2階の床の間はハタノワタルの和紙で施工してあります。
ついでに、見といてください!
5.23-5.31
クラフトステーションギャラリーではじまる「てのひらに」展のDM作品と作品撮影を担当させていただきました。
今までお世話になったまつもとを表わすと
ここでの出会い、ここからのつながりに感謝して
たくさんのYESをおくりたいと思いました。
それをてのひらに表わすと・・・
小さな箱にYESのハンコを捺した小さな和紙がみっしり入っています。
「YES」はオノ・ヨーコさんへのオマージュ
この企画展は、今年のクラフトフェアまつもと出展者の作家27名に「てのひらに」をテーマにイメージして作った作品が並ぶ展覧会で、
23日―28日クラフトステーションギャラリー
30日ー31日はあがたの森講堂棟2階教室
http://matsumoto-crafts.com/
で展示をしています。
展覧会の打ち合わせ、内装工事打ち合わせ等々で台湾に行っていました。
植物の取り入れ方、時間の捉え方、食べ物の捉え方
短い期間でしたが、ゆっくりでやさしく感じました。
今、季の雲さんがご紹介している清水善行さんと羽生野亜さんの開催しているギャラリーで、夏に展覧会をします。
詳細は後日
淡路島・南海荘の施工をしてきました。
http://www.nankaiso.com/
設計はヒラマツグミ
http://hgumi.net/
もともとあった土壁の土を漉きこんだ和紙で壁、天井を貼
障子は、もともとあった建具の桟を何本か切り取り、空間
四角く切り取られた大きな窓からはお隣の家の2階部分が
和紙は光を包み込み、やわらかな空間となります。
ここに、淡路島の木工家のテーブルと椅子が入ります。
南海荘のテーマである深い青を表現した床の間
壁天井、床と和紙を貼り、表面をコーティングしています
和紙は繊維を打解し、ビーターをかけないものを漉き、少
一見黒く見えますが、目が慣れてくると、深い青に気づき
床の間は小宇宙ですね^^
こちらにも淡路島の木工家の椅子とテーブルが入ります
左官森さんの淡路の土の掻き落としの壁。
スサの感じ、土の色、表面の表情。変わらない連続性がや
この壁に呼吸するように床の間を作りたかった。
また、お仕事でご一緒したいです。
床の間の細部
和紙の表情を拾う
急遽、デザイン変更をして厚い紙を自宅から送ってもらい
厚い紙と普通の障子紙を市松に貼った障子です。
横にのびる印象をさらに強く空間に表現できたと思います。
部屋の入り口3か所には白い和紙を貼った建具が入ります。
こちらの建具は和紙3段で一本できているのですが、真ん中の和紙を見た目ではわからないくらいに微妙に白くしてあるので、横の流れを感じると思います。
前回施工した和室です。
この壁は、淡路の瓦土を漉きこんだもの。
こんにゃく糊で表面加工しています。
ふわ~とした空気感の和紙の部屋。
いつまでもいたい空間です。
海の見える部屋、差し込む光。やさしいです。
徒歩2分で海に行けるのですが、そこから東へ徒歩10分
地球は惑星なんだと感じる場所。
人はちっぽけだし、多くの星の中のひとつに住ませてもら
海岸の裏に広がる丘。
海から陸の境界線に生える草木が好きです。稜線の形もたまらん!
おもしろくないですか?
台湾にて展示です!
跨越1200年以上、一路在背後支撐起文化與藝術之都「京都」的職人,才是京都真正的資產。「空想京都」並非引薦形式化的傳統工藝,而是介紹以優異的手作技藝形塑出製作者想像力、現正嶄露頭角的作家們的一項企劃。
本次將以「RESPECT OUR CRAFTSMANSHIP」為題,是一場結合了京都和台北間具豐富想像力品牌的共同展示會。
敬邀您一同來體驗,橫跨了兩國的手作技藝所呈現出的豐富表現性。
文化と芸術の街「京都」を1200年以上に渡り影で支え続けてきた職人こそ、京都の財産です。「空想京都」は、形式化された伝統工芸ではなく、作り手の想像力を確かな手仕事でカタチにする今まさに生まれたばかりの作り手を紹介するためのプロジェクト。
今回は「RESPECT OUR CRAFTSMANSHIP」をテーマに京都と台北の想像力豊かなブランドとの合同展です。国を横断することで感じるものづくりの表現の豊かさをお楽しみください。
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品物市集 / Planty Market
http://creativexpo.tw/en/planty-market/
期間:2015.5.1 - 3
時間:10:00 - 18:00
KUHSOH KYOTO / 空想京都
Booth:59-A,60-A
【京都】
SIONE / AFLO+ / トキノハ / ハタノワタル
【台北】
Ystudio / 22 design studio / Greenroom
明日より大阪/MONOSTYLEさんで3人展がはじまります。
ガラスの鳥山高史さん、酒井由弥さんとの展覧会
2人の作品を支える形で、箱やら敷板を展示しています。
是非、お越しください。
MONOSTYLE
4月29日~5月29日の木・金・土
営業時間 12:00-17:00
大阪府和泉市いぶき野3丁目9-4
詳しくはホームページで
http://www.mono-style.net/
福知山の下柳町に新しくオープンする鳥名子さんに
市松の襖と障子紙を納めさせていただきました。
襖は室内空間とその奥に広がる庭師松下さんの素晴らしい庭を意識して
色としてあまり主張せず、でも、しっかりとした存在感を見せれるように、色を選びました。そして引手はかなぐやの太田さんにお願いし、(実はこの引手が、空間を引き締めてくれてるんじゃないかな?と思っています)福原表具店さんに貼っていただきました。
障子の方は、すっきり感を出したかったので、三又と楮を原料に使い漉いた和紙を使用。和紙からの光がしっとりとしていいです。
最後の写真は先日UPした空間です。
障子も入りました。
こちらは楮の障子紙。三又の入った和紙よりも繊維が荒く見えますが、楮の方がいいだろうと選びました。
床や柱を壁の和紙に合わせて着色。ところどころ、柱も和紙を貼ってあって、陰影を意識した空間を創ろうとご提案しました。
5月頭頃のオープン予定だそうです。
皆さん、是非行ってみてください。
牛窓クラフト散歩
菅沼淳一/河合和美
やられました。
http://ushimado-craft.sunnyday.jp/
備前焼きの中心である伊部駅の駅構内にできる「キノシタショウテン」さんのカウンターの和紙施工が完成しました。
町の玄関口である駅に素敵なお店ができることは、とても喜ばしいことですね。町の期待度も施工中感じていました^^
カウンターは、何とも言えない茶色ということで、紫色系の茶と黄色系の茶を交互に塗っていくことによって、色に深みをもたせ、テーブル天板は、重厚感のあ るカウンターの前に置かれるということなので、質感の重厚感を持たせつつも、明るめのグレーにすることによって、空間に軽やかさが出たのではと思います。
細かく貼ったタモの木のフローリングも、空間を甘くし過ぎず、それでいて軽やかな表情を与えていて、よく考え抜かれた空間という印象。
置かれる椅子や他のテーブル、照明なども見せてもらったけど、いい感じでした。
ここの仕事に参加させてもらって、感謝しています^^
さてさて、キノシタショウテンの珈琲はといいますと
今、エチオピアの浅煎りを飲んでいるのですが、フルーティーな香りと、舌の上に残るさわやかな刺激、口の中にずっと残る甘い雰囲気が、とてもいいです。自分で淹れてもこんなにおいしいのだから、店主のキノシタ君が落とすのはどんな味なんだろう?オープン待ち遠しいです。
http://kinoshitashouten.com/
テーブルに置いたお猪口は、伊部駅より徒歩2分、一陽窯の木村肇くんの焼
備前の特徴を聞き、楽しい仕事となりました。
庭師・霜鳥陽志さんの迎え花。朽ちた木を山に逆さに立て、花を置いています。
藤森ちかこさんの展示
アーティスト吉田和代さんの展示は森の木々に同じ大きさの箱を10個程度つけ、その中に様々な物語を作っていました。
つみ木家具店さんは、森の中で自分たちのベンチに座って写真を撮るというおもしろい企画をしていました。
庭師・霜鳥陽志の展示。
森の中の一番お気に入りの場所を見つけ、掃除し、そこに石や小さな鉢植えを置いていました。
ほとんどの方が気づくことのなかった展示ですが、美しかったです。
みたてさんは、陶片に寄せ植えを
清水善行さんは壺を森の中に転がし、みたてさんと霜鳥君で桜を生けました
清水善行さんの壺にみたてさんの生けた桜。
花の無い森の中で、白い桜が何ともかっこよかったです。
制作中、みんな子どものような顔になって、遊んでいましたよ
高木剛くんの展示は、斜面の奥行きを利用して、立体的に見えました。
スタヂオ・ワンさんの展示。
はじめテントの下だったのですが、森の中に変更。
作品の見え方が全然変わって、おもしろかったです
太田良子さんの作品は、ガラスなので、写真に収めることが難しく、でも本当に素敵でした。
ギャラリーで見るよりも森の中の彼女の作品は何倍も美しいものになっていました。
来年は空想時間に誘おっかな?
10m×15m位のスペースを使いゆったりと展示をしていたのだけど、奥の方なので、気付く人がどれだけいたんだろう。。。
堀口一子さんのお茶の時間は素敵でした
空想時間Ⅱ
カブトムシの小屋
仕事であちこちに出かけるのですが、道中、写真を撮ったり、お気に入りの場所で珈琲を淹れたりすることがよくあります。
その時に、お気に入りの器で飲む珈琲は、とても豊かな時間を運んでくれると思います。
自然という中で、見る展示室は、今までに違った発見や暮らしに与えるインパクトがあるのではと、今回「森の展示室」を企画しました。
あいにくの雨の為に出展者全員が森の中で展示できたわけではなく、その辺り残念だなと思いながらも、それぞれの作り手が、森やテントの中に自分の展示を楽しんでいました。
展示がすごく良かった分、一日で終わらせるのはもったいない気持ちもあり、来年は2日間開催かな?とも考えています。
展示室入口までの誘導がうまくいかず、わからなくて帰った方もいたようで、ご迷惑をおかけしましたが、たっぷり反省して、来年の展示室のイメージを膨らませていきます。
森の中で、鈴木隆さんの作品に出会いました。
空想時間の会場の一番奥の小径に入ったところのいたるところに、作品は置かれていました。
小さな表現者が、自分の居心地のよい場所で、物思いにふけっているようです。
作り手にとって、もっとも心地よい作品の発表の場はそれぞれで、
それはギャラリーであったり、アートフェアであったり、クラフトフェアであったり、、、
作品が生き生きできる場で発表し、
そして、そこで出会う人達と思いを共有していけばいいと思います。
鈴木隆さんとの作品の出会いの場は、
何度も彼のDMのデザインをした時に、お礼としていただいたオブジェ達が、
うちの片隅、柱、食器棚にあり、
日々見ている中で、作品の背景に森の風景が浮かんでいたからです。
空想時間Ⅱ.準備整いました。皆さんのお越しお待ちしています。
3.11 紙を漉き
3.12 森に紙を置く
震災から4年の月日が経ちましたが
原発事故で失ったものは強烈で
放射性物質の怖さは目に見えないものの広がりを見せています。
紙は土に帰り
人々の営みは続いてきました。
「空想時間Ⅱ」
是非お越しください。
荒川尚也さんの工房へお邪魔しました。
荒川さんは話を聞かせてくれる間も、手を止めない。
作業のスピードがゆるまることもない。
ことばの一つ一つが作品とともに出てきて
おもしろい、インタビューとなりました。
話は最近取り組んでいる、地元で使用済みとなった天ぷら油を使って、窯を動かすこと。
荒川さんのお弟子さんたちがつくる「吹き屋」の作品はこれで作り、
彼らを宣伝し、意識をもっと唯一無二なものへ導いているようです。
荒川さんの工房の道具は自分たちで作り、改良を重ね続けている
どこでも立っていける自信は作品のオリジナル性を高めていっているようです。
ここで、制作する意味、作品に残していく手数、それらが微妙に反応しあい、美しい作品になっている。
去年荒川さんの工房に訪れたとき、ガラス原料から、徹底的に不純物を取り除き、
できる限りの透明を形とともに表現しているとおっしゃっておられました。
まっさらから創り上げているという意識が強く、作品にも表れていると思います。
昨年は、その土地にあった小学校の古建具を森の中に置き、過去のフィルターを通して和知の風景を見ることによって、昔の良き時代の思い出を刻む作品を発表。今回の空想時間ⅡのDMの表紙にさせていただきました。
今年は、どういう作品になるか楽しみ。
個展準備の忙しい中、普段の作品を制作しながら、頭の中には森の景色の中に作品のラフスケッチを思い描いているようで、
その意識がこちらに伝わってきて、僕の頭の中にも森の中の荒川さんの作品が生まれていました。
「空想時間Ⅱ」是非お越しください。
4月5日は「はるいろさくらまつり」「森の展示室」
石井直人さんと空想時間Ⅱで再び展示をする。
モノの奥行き
土の記憶がとどまる
土とモノの距離感が空想時間へ連れて行ってくれる。
昨年は丹後の浦島太郎伝説の玉手箱を丹波の地に配置することによって、過去の丹波の国を連想させた。
今年はどんな作品が森の中に展示されるのだろう。
アクセサリーを作るAmitoさんからのご依頼で、アルミ板に和紙を貼り、敷板を作りました。
繊細な彼女の作品がこの上に置かれることを想像すると、ワクワクしますね。
4月7日から展示会があるそうで、詳細は、HPを見てください。
http://amito-to.com
スタジオkukuさんのつくる立礼卓。
天板を和紙で施工させていただきました。
着物を着た女性が似合いそうですね^^
スタジオkuku
http://www.studio-kuku.com/
大谷哲也さん、桃子さんのギャラリーの壁を施工してきました。
まず、大谷さんご夫婦と設計士さんと器に合う紙の色を探り
紙の質感を考え原料を作り、紙を漉き、こんにゃく糊で表面を強くし、
そして施工。
今回は空間の大きさと大谷さんのシンプルな器のことを考え
大きめの紙を漉き、石垣貼りで施工したので、ゆったりとした空間になったと思います。
この後、建具がついたり、カウンター、什器(枯白)など置かれ、もうすぐ完成なのですが、オープンは秋とのこと。
彼らの作品が無いそうです・・・。
ほんとに、売れっ子の2人。作っても、作っても追いついてないようですよ。
施行中、大谷さん家に滞在させていたのですが、作り手として、しっかりとした考えを持っていて、いろいろ刺激になりました。
大谷哲也さん、桃子さん、美味しいご飯も含め、ありがとうございました。
▪️大谷製陶所 http://ootanis.com/
木の部分を色調整した部屋に和紙を貼りました。
和紙の割り付けについて、今までは、きちんとやらなきゃと思い込んでやっていたけど、
今回は、水平垂直だけを守り、壁の個性を見ながら施工。
ぐんと良くなった気がします。
オープンは4月末です。
詳細は後日
先日、京都の現場で和紙の壁を制作していました。
この建物は、オーナーがシンガポールの方で設計士さんがより和を感じてもらいたいようにとデザインされた物件で、1戸貸しのホテルになる予定です。
1F部分は生成りベースということで、生漉きの楮紙(こうぞ100%の紙)を和紙の目を縦横に貼り、光の加減によって、市松に見えるように施工。建具は、和紙を貼ってから、紺に着色してあります。(写真3枚目、4枚目)
2F部分は淡い緑色に漉いた楮紙を柿渋とグレー(青とオレンジの顔料を混ぜて作りました)の顔料で着色。(写真1、2、3)ところどころ遊びを入れた貼り方をしています。建具は、和紙を貼ったのち白く着色しました。
お施主さんが数学の教授ということもあり、幾何学的な模様を有機的な形で表現。今回の仕事は、色々提案させてもらったこともあって、面白い壁になったと思います。
今度から、どんどん提案していこう!!
今年も開催します。森の中での展示「空想時間Ⅱ」
今年は、荒川尚也、石井直人、ハタノワタルに加えて、鈴木隆さんのお面が森の中を過去、未来を行き来する空想時間をご提供します。
「空想時間Ⅱ」
荒川尚也
石井直人
鈴木隆
ハタノワタル
2015年4月5日―4月19日(火曜日休館)
10:00-16:00
わち山野草の森
京都府船井郡京丹波町坂原ショガキ‐5
電話 0771ー84ー2041
森の中の静かな時間。想像する過去・未来。受け継ぎ、受け渡していく私たち。
森の中に小さな美術館が生まれます。作品を森の中に置く作者は荒川尚也、石井直人、鈴木隆、ハタノワタル。
普段より、モノと向き合い、つくり、暮らす作り手のわち山野草の森の中だからこそ、輝くメッセージ。ぜひ、受け取りにいらしてください。
美術の流れで言うと、もの派の影響を感じた2014年の空想時間。素材を扱う工芸作家だからこそできる表現となった。
荒川尚也はその土地にあった小学校の古建具を森の中に置き、過去のフィルターを通して和知の風景を見ることによって、昔の良き時代の思い出を刻む作品を発 表(表紙写真)。石井直人は丹後の浦島太郎伝説の玉手箱を丹波の地に配置することによって、過去の丹波の国を連想させた。ハタノは3.11の3年後に自ら
漉いた和紙を3.12に森に置き、溶けて森と同化する様子を展示することによって、放射性物質と自然素材の差を浮き彫りにさせた。
今年の空走時間はそんな表現を傍観するかのようなオブジェを作る鈴木隆が入ることによって、森と人と作り手と見る者の距離を縮めたい思いです。
主催 はるいろさくらまつり実行委員会
後援 京丹波町、京丹波町観光協会
αステーション
協力 晴耕社、独華陶邑、ハタノワタル
2015年4月5日、会場であるわち山野草の森では山野草のイベント、身体においしいオーガニックフードのマーケットなどがある「はるいろさくらまつり」を開催しています。
空想時間Ⅱは、その会場から徒歩5分のところに広がる森の中で開催します。また、7人の作り手で作る「森の展示室」という展示即売会も4月5日に同時開催しています。
「はるいろさくらまつり」は下記のホームページをご覧になってください。
http://capocapo.com/haruiro-sakura-matsuri/
はるいろさくらまつりのメイン会場から森の中へ徒歩5分。
森の展示室がございます。
例えば、森の中で、丹後で生き続けて来られた人たちの写真を撮り続けている写真家の展覧会があったらいいな、、、とか
森の中に木で作られた人形が楽しそうにぶら下がっているとか、、、
自然素材で生まれた洋服が森の中で売られていたりとか、、、
山の中でひとり木工漆の制作をしている方の作品が、山の中の切り株の上に並べられているとか、、、
森の入り口に、大きな壺に花が活けられていたり、、、
よく目を凝らすと、木の肌に紙で出来ている蝶々がとまっていたり・・・。
そんな森の空間を想像しながら、作り手に声をかけさせていただきました。
(今もまだ声掛けをしています^^)
森の中で行う展示即売会
よくあるタープテントはなしにして(雨天の場合はタープテントです。すいません)森の中に1日だけの展示室が生まれます。
森の中を散策した後は、堀口一子さんによる森の中の野点。ゆったりとした時間をお楽しみください。
「森の展示室」
2015年4月5日(日)
10:00---17:00
陶・清水善行,高木剛・スタヂオ・ワン・藤森ちかこ・今西公彦
木工・大益牧雄,のせたかおみ,宮内知子、つみ木家具店
ガラス・太田良子
切り絵・萩原桂子
服・麻ゴロモsun△sun、hei
写真・市川明
庭師・霜鳥陽志
竹工・さとうちえ
金属・チプラスタジオ
花・みたて
野点・堀口一子
他
去年に引き続き、フライヤー制作や森の中の展覧会「空想時間Ⅱ」の参加、そして今年新たに「森の展示室」の立ち上げなどにかかわっている「はるいろさくらまつりvol.2」
遅くなりましたが、ようやくフライヤーが出来てきました。
今年のはるいろさくらまつりは、もっとわち山野草の森を知ってもらおうと山野草の森園内を歩くツアーを充実(参加者には缶バッジがもらえるよ)さらに森の 中で展示即売をしていただきなと思う作り手約15人がが集まり、森と呼吸するかのような展示(森の展示室)をしていただく予定です。もちろん、おいしいも のがたくさん集まるはるいろマルシェも開催!
皆様、是非お越しください!
わち山野草の森は年間約900種類の山野草が見られる、山を利用した公園で、山野草を鑑賞するだけでなく、苗木の販売等々充実しています。
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「はるいろさくらまつり」和を知る和知の森の中
http://www.ktb.zaq.ne.jp/gfals309/
はるの山野草さがしにおいでよ
わち山野草の森では、年間を通じて約900種類の山野草が生えてきます。心地よいはるいろのなか、みなさんのお越しをお待ちしています。
と き:2015年4月5日(日) 10:00~17:00 雨天決行
ところ:わち山野草の森
京都府船井郡京丹波町坂原ショガキ‐5
電話 0771ー84ー2041
http://www.ktb.zaq.ne.jp/gfals309/
■山田園長に聞く毒野草ツアー(1日2回先着30名様、出発時間は会場にてご確認下さい)
野山や原っぱには、食べられない野草がたくさんあります。豊富な知識をもったわち山野草の森山田園長が、わち山野草の森をご案内し、春の毒の野草をご紹 介!もちろん食べられる野草や珍しい山野草のご紹介もあります。ツアー参加者には毒野草博士になろう!缶バッジがもらえます。
■森本さんに聞くわち山野草ツアー(1日2回先着30名様、出発時間は会場にてご確認下さい)
わち山野草の森には、約1000本の自生した椿や、幸運をもたらすとされる三葉松を見ることができます。また園内には約900種類の山野草がいたるところ に息づいています。日本伝統植物保存協会の森本さんが山野草の魅力を余すことなくお伝えするツアーです。参加者には、山野草博士になろう!缶バッジがもら えます。
■Workshop 苔玉ワークショップ/木工クラフトワークショップ
山野草ツアーや毒野草ツアーに参加の後は、自然の中の愛おしい山野草の姿を想像しながらつくる苔玉ワークショップや森と暮らしをつなぐ木工クラフトワークショップはいかがですか?暮らしの中に自然を取り入れるお手伝いをさせていただきます。随時受け付けています。
■空想時間Ⅱ ガラス・荒川尚也 / 陶・石井直人、鈴木隆 / 和紙・ハタノワタル
会場は森の中。その中で、静かに時を過ごす。過去と未来と現在をつなぐものとしての作品を発表します。昨年好評だった空想時間。暮らしのそばにある自然と流れる時間。そんなひとコマを作品に映し、カタチを創っていく。
空想時間は4月5日~4月19日(火曜休館)の期間開催しています。
■森の展示室
陶・清水善行,高木剛・スタヂオ・ワン/木工・大益牧雄,のせたかおみ,宮内知子、つみ木家具店/切り絵・萩原桂子/麻ゴロモsun△sun/写真・市川明/庭師・霜鳥陽志/竹工・さとうちえ/他
森の中に、それぞれの作り手がつくる作り手が店主の1日限定の展示室が生まれます。暮らし彩る作品の数々。展示即売なので、気に入ったモノを持ち帰って、この日の出会いと森の空気を暮らしの中に・・・。
森の展示室の中に、堀口一子さんによる森の中の野点があります。ゆったりとした時間をお楽しみください。
■In the forest 而今禾の洋服/ ギャラリー白田/吹き屋 produce by schop&hoe
walk in the forest...live in the forest...森を感じる洋服、森を感じる暮らしをテーマに商品を構成した一日限定のショップです。大きな桜の生け花、山野草の寄せ植えなどのあるわち山野草の森館内での展示即売会です。
■移動動物園
能勢農場さんの協力でポニーや子豚、羊、山羊!ほかにもうさぎや小動物がやってきます!広い山野草の森でのんびり動物達とふれあってくださいね。
■絵本ライブ http://www.ehonchan.net/
京丹波・旧質美小学校内にある絵本屋さん「絵本ちゃん」の紙芝居と絵本読み聞かせライブです。
子どもも大人も一緒になって、笑って楽しい時間を過ごしましょう♪
■はるいろマルシェ
今年も体に優しいオーガニックフードをはじめ、お蕎麦や焼き菓子や郷土料理や地元野菜のお店が立ち並びます!
パレスチナオリーブ/ 関西四つ葉連絡会・日吉産直/ カフェミレット/ キトゥーンカンパニー/ お山カフェ/ ニョキニョキ/ 収穫のアイス/ サニーマクデル/ 安喰堂/Fon Din / チップルソン/ アぺリラ/cafebus dude/ ワーゲンバス/ ハルちゃんのモンゴルパン/菓歩菓歩/ インドネシアのお惣菜など/ みとき屋さん/和知のお寿司/ 桜餅/
山野草のお餅つき/creperie CUORE/ 他
主催 はるいろさくらまつり実行委員会
後援 京丹波町、京丹波町観光協会
αステーション
協賛 bio sweet's capocapo 菓歩菓歩
オーガニック八百屋 スコップ&ホー
協力 絵本ちゃん、晴耕社、独華陶邑
ハタノワタル、(株)能勢農場
3回に分けて取り組んできたまちづくりワークショップ完成です!
みんなで何をしたいかを話し合い創ってきたぼうる町(段ボールで作った町です)ですが、最後は、時間を取って、それぞれの作った家をめぐるツアーをしました。
ぼうる町は、これからも進化していきます。
それは、ぼうる町の住民の心の中で成長していけばと思います。
参加してくれたぼうる町の住人、保護者の皆さん、そして中丹文化会館の皆様、スタッフのみんな、楽しい貴重な時間でした^^ありがとうございました。
3月15日、綾部の中丹文化会館で開催されるクラフトフェアでお披露目です。皆さん、是非来てくださいね。
美し山の草木舎さんの
http://soumokutya.jimdo.com/
足湯「美し山の足湯」
パッケージのデザインをさせていただきました。
美し山の草木舎は京都の美山という場所にあり
地域の野草を地域の人たちが育てたり、摘んできたりして
野草茶や足湯なんかを作っています。
足湯の種類は大根葉・どくだみ・びわ・よもぎ・ブレンドと5種類
バレンタインデーのお返しに是非足湯をと
美し山の草木舎の皆さんはがんばっています^^
ヤンマ産業さんにテーブル天板を納めてきました!
http://www.yamma.jp/
素敵なアトリエ。
おもしろい器やアート、仏像なんかが、たくさんあり、
今
どんなに焦っていても
どんなにのんびりしていても
1日にできる紙の量は同じ。
これが職人の仕事と思う。
求めるものに対して、最小限の無駄のない動きで
仕事をしていく。
だから、紙漉いている間は落ち着いているのです。
家の敷地内で、アトリエの引っ越し作業が続いています。
とりあえず、できてきたので、早速作業開始。
便箋用の紙を作っています。
明日は作業台を作ったり、棚を作ったり。
元々のアトリエは、大工さんが入り、居住空間に作り直しています。
gallery’s eye
桃居ブースの一作り手として参加し、無事終了しました。
参加させていただき、いろんな意味で勉強になれたし、今後の活動を大きく後押ししてくれたように思います。
会場で出会った方々、お世話になった方々に感謝するとともに、
これからも、自分が工芸という世界にいることの意味を感じ、この感覚を増幅し、活動していければと思います。
ありがとうございます。
今回、この展覧会に参加するにあたり
桃居・広瀬さんの思いを具体的に表現していくことに集中しました。
それは、2014年に刊行された「生活工芸の時代」という本に書かれていた広瀬さんの言葉を具体的に視覚化していく試みでもありました。
(興味のある方は読んでみてください)
桃居と言えば、その店構えと展覧会の構成から、主に器のギャラリーと認識されていますが、今回は、そこをあえて表に出さず(出せば、売り上げが上がること は承知だったともいます)、その周辺のうごめく動きにスポットを当て、構成しようとされていて、そのため、広瀬さんが選んだ作家さんの個人個人の仕事にス ポットが当たるように、各作家に対して、一つの独立した什器を制作しました。
そして、空間の制約もある中なので、もっと深く、各作家の仕事を見せようと、冊子作りに力を入れていきました。
冊子の中には、広瀬さんが何故この作り手を選んだ(gallery's eye)のか?から始まり、他の作品の紹介、作り手の言葉で締めくくり、それを8人分収めています。(写真2:興味のある方は、桃居へ行ってみてくださ い。限定1冊の陶木漆金画という本がございます)
広瀬さんがあの場で、今の生活工芸の周辺に位置する作家に絞り、紹介したことは、今後の時代を率先して作っていたのだなと改めて思います。
そこにギャラリーとしての目と今回の展覧会に対する覚悟を感じました。
そして、紹介していたその作り手たちの作り出すものは、キーワードとして原点回帰へのアプローチだったのでは?と改めて感じています。(要約し過ぎでしょうか?)
これは、クラフトだけでなく、農林業においても、商売においても、政治においても言えることなのではと思っています。
次の世代は成熟した社会を求めていきます。
その成熟した社会において、同時多発的に求めている世界があり
そこに、持続可能な暮らしが見えてくるような気がするんです。
それが、今の色として、現代工芸に見えてきているような気がします。
新しい30年の幕開けですね。
写真の一枚目は、今回出品した作品です。
1点のみの出品としました。
こちらは、京都の方にご購入していただき、
その方のお店に飾られるそうです。
詳しいことは後日お紹介します!
9月中頃には、桃居で個展を開催します。
よろしければ、来て下さい。
2月5日(木)、高浜・大飯原発30キロ圏内にかかる綾部市に原発再稼働に関しての申し入れを行いました。
これは、福島原発事故を受け、30キロ圏内が政府指導のもと、住民の強制移住、立ち入り禁止又は制限を求められた経緯(個人的には年間被爆量1msvを 超える地域は移住が望ましいと思っています)を受けて、原発再稼働の是非に関して、原発立地自治体と同様の同意権を求める(現在、原発立地自治体の合意の
もとに再稼働ができるようになっています)とともに、現在の避難計画のあり方に疑問を持ち、申し入れを行いました。
原子力規制委員会の田中委員長が、審査書に合格しても、安全とは言いきれないと言っている中、今後、重大な事故が起こった時に、あの時、なぜ止めておかなかったのか?と後悔しないためにも、こういった活動は、意味をもってくると思います。
私たちの思いが、綾部市長に通じ、再稼働に関する同意権を獲得してもらいたい。また、地震などで、家屋倒壊、急傾斜地の崩壊などによって、孤立集落ができる可能性があると認めている綾部市にとって、今の避難計画が万全でないこと、つまり、再稼働
をするまでには、もっと時間をかけて、取り組まなければいけないことが山積みであることなどを再認識して取り組んでいってもらいたい思いです。孤立集落が できる可能性があると認識している以上、避難計画ができているというのは、棄民である認識を切に持っていただきたいと思います。
申し入れでの話し合いは、担当している行政の方が大変お世話になった方ということもあって、お互いに心の内を察するような心づかい感じる話し合いだった ともいます。そして、京都市内や大阪、神戸、明石、西宮など遠方からの参加も多数あり、大変心強く感じました。ありがとうございます。私達、電力生産地と 消費地が結ばれることは、ほんとうにうれしいことです。
申し入れの内容や回答に関しては後日また報告をします。
綾部に関しては、水田君が綾部有志の会として窓口となっています。
今後、原発5km圏内の舞鶴市(同意権はないです)への申し入れも考えています。賛同してくれる方は、メッセージをください。
また、この記事や今後の原発に関する記事のシェアもしていただければ思います。
ちなみに京都府による放射性物質の拡散予測(SPEEDIによる)で、綾部の中に500ミリシーベルトの被ばくを強いられる地域があり、その地域で綾部市 も認める孤立集落になる可能性のあるところが数か所あります。綾部市としては現在、バイパスや道路の拡幅など府に要請はしているようですが、予算のことも あり返事がないとのことです
gallery's eye
桃居さんのブースに参加します。
この展覧会は2月13日(招待日)14日・15日(一般公開)に
元麻布のKaikai Kiki Galleryで開催するイベントで
工芸のギャラリーの視点にスポットを当てる興味深い展覧会です。
桃居さんのブースでは作品として1点のみの出品ですが
什器や空間構成、デザイナー島谷美紗子さんと桃居広瀬さんとともに冊子作りなどをしています。
裏方ですね^^
期間中、ずっと在廊しています。
各ギャラリーのインタビューは今後の参考になりますので、是非、一読して頂ければと思います。
http://gallery-eye.com/
https://www.facebook.com/galleryseye
綾部の作り手の展覧会のプロデュースこととなりました。
この展覧会「食卓を囲み、とりわける」は
綾部の作り手を京都市内でご紹介するとともに
現代の日本の食卓において、忘れかけているな?と思われる
家族の団欒である食卓を、綾部からもう一度見直してほしいという思いで企画しています。
わたしの知っている綾部の友人宅では、食卓を家族で囲んで、「いただきます」と言ってから食事します。そして、大きな皿や鉢に入れられた料理を、自分の小皿に取り分けて食事をしているように思います。
とても、シンプルなことなのですが、近年の核家族化や、家族各々の用事などで、同じ時間にご飯を頂けない家庭も多くなってきているのが現実ではないでしょうか?
そのような家庭は、必然的に、家族一人分をお皿に盛りつけて、まるで定食屋さんやレストランのようなスタイルで食事をしていると思います。
そんな時に大きな皿に料理が盛られ食事をするということは、どのようにうつるだろうか?
きっと、家族みんなや友達家族といっしょに頂く時間を想像できないでしょうか?
おっきなお皿に盛りつけられたハンバーグ
おっきなお皿に盛りつけられた、おじいちゃんの育てた新米で作ったおにぎり
ご近所さんが釣ってきたお魚をみんなで頂く。
週に一回、月に一回でも、皆さんの提案する大皿や小皿が役立つのでは?
と思います。
そんなコンセプトのもと、この展覧会の企画にかかわらせていただいています。
ご紹介する作り手は、綾部に移り住んでお世話になった先輩の方々や同世代でものつくりに励んでいる仲間です。
それぞれ、ぬくもり感じる暮らしをしている皆さんです。
ぜひ、この機会に足をお運びください。
よろしくお願いします!
「食卓を囲み、とりわける」
綾部の工芸作家によるうつわ展
『里山に夕日が落ち、藁葺き屋根のかたちをした家々にあたたかい光が灯る。その中では仲間や家族が食卓を囲み、楽しく語らい互いを分かち合う。そんなあたたかな暮らしがある綾部では、多くの工芸作家が拠点をおき、丁寧なものづくりをしています。』
多くの工芸作家が住む、自然環境豊かな綾部。そこでのものづくりの魅力を、この展示をとおして発信したいと考えております。
テーマは「食卓」。
陶芸、木工、ガラスの作家が綾部のあたたかな食卓をそれぞれ表現します。丁寧につくられたあたたかい作品に出会う機会です。ぜひ、松栄堂本店へ足をお運びください。
【会期】2015年2月10日(火)〜16日(月)
【時間】9時 〜19時(土曜は18時・日曜は17時まで)
【会場】香老舗 松栄堂 京都本店1F 松吟ルーム
【出展作家】
陶芸
・海老ヶ瀬 保 www.eonet.ne.jp/~ebigase
・株 麻沙子 cokecaki.blog85.fc2.com
・トレーシー・グラス traceyglass.com
・村山 光生 www.fsinet.or.jp/~ttstudio/haku-j.html
木工
・能勢 貴臣
ガラス
・小池 やすし
蝋染め
・人形:松本 健宏
空間プロデュース・ハタノワタル
www.hatanowataru.org
【主催】京都府・綾部市・(公財)京都府中丹文化事業団
【協力】香老舗 松栄堂
松岡正剛さんのプレゼン用に作った什器です。
鉄板の上に和紙を貼り、青く着色しています。
1200×1250mmの大きな面が4枚。
プレゼン用の台にもなるし、テーブルにもなる。
壁に掛ければ、マグネットがつくボードになる。
何もつけなければ、アートのように、何か思いを巡らす平面となる。
今回のプレゼンは、某大学図書館のデザインのためのものです。
本屋さんの様に、自然科学やコンピューターなどのカテゴリ―で分ける図書室ではなく
ひとつのプロフェッショナルを育てるために必要な知識を関連付けて見せる構成をした図書館のようです。
例えば、珈琲屋になろうとするとき
珈琲の専門書だけでなく、珈琲豆のできるまでの自然科学的な知識や、お店を持つための経営、空間のデザイン
ロゴや、宣伝方法などあらゆる知識が必要となります。
それに役立つ本を、手に取れる範囲で編集し直し、学生たちにより分かりやすく社会の仕組みを理解してもらうための本棚を作るというプレゼン。
すごく興味深いですね。
松岡さんの頭の中には8万冊の本のデータが入っているようです。
実は、今回の和紙の什器も、鉄と和紙と顔料やオイルを編集することによって
それぞれの素材の魅力を引っ張り出し、より多くの可能性を生むということだそう。
大変勉強になり仕事でした。