

先日、立杭の陶芸家今西公彦さんの器のための什器を
納めに行きました。
納めにいったと言っても、実は2回目
1回目は白っぽい色に着色したものを持っていったのですが
どうも、今西さんの作風には合わず
もう一度ということになりました。
什器は器を引き立たせるためにある。
当たり前のことをもっと詰めて制作をしていかなければ
自分のパターンに納まってしまって
この先の展開が狭くなっていく
そんなことを改めて感じた仕事でした。
制作した什器は今西さんの作品と共に
立杭の陶器まつりで見れます。
http://www.tanbayaki.com/2012/top7tanbayaki.shtml
ちょうどその両日
篠山のササヤマルシェに出店しています。
http://sasayamamarche.com/
篠山といえば、今、関西であつい場所。
今日もいつもがらがらの舞鶴若狭自動車道が渋滞情報を出しているほど
秋の篠山は人でごった返している場所で
秋の味覚と若い人達の個性が輝いています。
和紙という素材を売っていく中で
和紙は売れない、売れないとよく聞きます。
どうやったら売れるのか?
という質問もよく受けます。
でも、そうやって聞いてくる人に共通に言えるのが
和紙を売ってないということ。
自分自身そんなに売れているわけではないけど
でも、家族が暮らしていけるだけの収入は、自分の仕事で充分まかなえています。
なにかを売るということは、お客さんの立場に立ち、情報を提供し
お客さんのニーズに合ったサービスをすると言うことと思います。
そんなことが、篠山に移住し、商売を始める人達がコツコツと実践し
徐々に広まっていったのが、今の篠山人気につながっていると思っています。
次の週末、篠山で会いましょう^^
篠山の今と立杭陶器祭での今西さんの見せたいものを感じに来てください^^

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