竹田劇場

先日の和田山「竹田劇場」でのワークショップの壁と天井です。
天井は柿渋染めの和紙で覆い
壁は墨染めの和紙で覆いました。
単色で真壁を覆うことによって、和室の持つエッジが強調され
なんとなく、日本家屋の奥行きを感じたような気がします。
昔は昼こそは光も入ってきやすい部屋でしたが
夜は、ろうそくやランプの明かり
その中で、極限まで色が消されて
影が空間を作っていたのでしょう。
和紙の繊維の絡み合いによって、
表面に当たった光の反射は抑えられ、
造形的なラインが浮かび上がってきます。
また、唐紙などでは
光を反射する雲母を模様でのせることによって
わずかな光の遊びを楽しんだのでしょうね。
月のあかりが、畳に反射し
部屋全体をぼんやり明るくした時に浮かぶ文様は
背筋がすっと伸びるような緊張感を与えるのではないのかな?
またひとつ、あたらしい可能性を見れた仕事となりました。
竹田劇場の皆様、参加してくれた皆様、
ありがとうございました。