マークロスコ

http://m----a.blogspot.jp/ に投稿した記事です。

 

 

画集でしたが、はじめて、マーク・ロスコの絵画を見た時、
この人の絵、一生好きと思いました。
20年以上も前のことです。
それから、今でも、やっぱり好きです。

彼は、広さを表現していました。

そして、私はその色の広がりに魅了されました。

はじめて、マーク・ロスコの本物の絵画を見たとき
とても、残念な気持ちになりました。
上野の美術館だったと思います。
近代絵画という枠組みで多くの人が紹介されていて
そこに、一枚のロスコがありました。
その空間で、絵画が呼吸していないという印象。
キュレーターの方には申し訳ないが
どの絵も学習用に展示されているようにしか、見えてこなかった。

その後、何年も経って、
川村記念美術館で、ロスコを見る機会に恵まれた。

そこでは、想像以上のロスコがあって、
絵画から生まれてくる空気が現実とイメージの境界を曖昧にしていた。
彼の創造した広さを、理解できたような気になった。

今回の作品展のテーマは「間・マ」
作品と見る者の間の空間をどのような空気で包むのか?
と自問し、制作をしています。
できれば、軽やかに・・・・。
そして、展示のイメージも同時に創造していかなくては。

テーマの「間」
なにか、絵画というものの本質、
又は自分の取り組む姿勢を見つめなおすテーマで
「マ」という言葉の響きに
3次元空間に、新たな次元の空間を、そっと提供しなくてはと思っています。