出先で思うこと

仕事では、わりといろんなところに出かける。

っで、出かけた先では、自然とまとまりのある人の暮らしが感じる集落を探したり

その土地に昔からあったであろう建物、風景を探す。

特に、旅行記でも書くわけでもないので、あえて探しに行こうとはしないのだけれど

時間が許すのであれば、高速道路よりも下道を走る。

車はいつでも泊まれるように、最低限の調理道具を積んであるし、2段に分かれたキャラバンの荷台の上段はベットになっている。

なんとなく、昔から続いている営みが感じれる場所に出会わせると、心が落ち着く

そして、選んだ紙漉きという仕事が、まだ生きていけると思える。
でも、そんな場所がどんどん減っていくことを感じる。

かろうじて残っている場所も、妙な影を感じるところもある。

これが今の日本なんだろうなと思うと、自分も含め、嫌な気分になる。

そんな時、今の私たちの進むべき方向を考える。

なにか、もっと大切にすることはないのかな?と思う。

震災と原発事故以降、まわりの友達は今まで以上に田畑を耕した。

種をまき、確実に自分たちで生きていける道を探っているように思える。

世の中の動きを見ていると、とても疲れるのだけど

生きていく場所、つながりをもう一度探っているような気がする。

原発に反対の声を上げつつも、戦争に巻き込まれるかもという漠然とした不安を感じつつも

暮らしの中の小さな喜びを見つけようとしている。

 

いつのころからか、変な夢を見ている

その夢が鮮明だったので、印象が思い出させているだけかもしれないけど、

戦闘機が飛び交う空の下で

息子と何事もないように、畑に立っているというビジョン。。。

それでいい訳はない。

静かにベクトルが変わっていく日本という国に
日本という国が追い求めていた豊かさが化けの皮をはぎだした現実に

もう少し綿々と続いてきた暮らしを見つめなおしていこうよ

と思う。

 

 

もう一度、人の住む場というものを考えたいと車を走らせた山形

想像以上にさびれていたけど、学ぶべきところもたくさんあって

その空気を肌で感じることの大切さを改めて感じました。

土のかおり

空気と音