高木正勝・さとうみかを 「かがやき」

高木正勝さんの「かがやき」が届いた
このアルバムの中の絵本はさとうみかをさんの作品で
原画は僕の漉いた楮紙(美濃判16匁)を使ってもらっています。
和紙に絵を描いていたこともあって、18年前にはじめた紙漉きですが
なかなか素朴な力強さは手ごわく
描いても描いても和紙に負けてしまうということを経験している者にとって、楮そのものの良さと協調して描きすすめられた、みかをさんの絵は
素直に、生き生きとして、とてもうらやましく思う。
勝つとか負けるとかではないんですね。
よいものをよしとし、感じ、伝えるって、表現の最も大切な部分ですよね。
高木さんのつくる音の世界が
みかをさんの絵の中で踊っているような
そんな素敵なアルバムです。

家族、友達、ご近所の方々の団欒の中に、そっと鳴っていたもの
例えば、朝の霧の中に感じた音。
夜の虫の音、カエルの鳴き声の奥で流れているもの。
そんな、日常のかがやきを素でとらえた美しいアルバムです。
是非、見て聞いてみてください。